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令和 4年 4月26日災害・オウム対策調査特別委員会-04月26日-01号
令和 4年 4月26日エリアデザイン調査特別委員会-04月26日-01号

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  1. 足立区議会 2022-04-26
    令和 4年 4月26日エリアデザイン調査特別委員会-04月26日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年 4月26日エリアデザイン調査特別委員会-04月26日-01号令和 4年 4月26日エリアデザイン調査特別委員会       午後1時27分開会 ○山中ちえ子 委員長  それでは、そろいましたので、エリアデザイン調査特別委員会を開会いたします。 ○山中ちえ子 委員長  記録署名員の指名をいたします。  くぼた委員、銀川委員、よろしくお願いします。 ○山中ちえ子 委員長  次に、陳情の審査を議題といたします。  元受理番号26 綾瀬地区を文化的に環境整備することを求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。また、報告事項①綾瀬北綾瀬エリアデザイン綾瀬ゾーン)の取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 報告資料2ページ、御覧いただけますでしょうか。  件名については、綾瀬・北綾瀬エリアデザイン綾瀬ゾーン)の取組み状況についてでございます。  初めに、綾瀬小学校地域開放型図書室開設準備委員会の開催状況についての御報告です。  3月19日に開催しました同委員会につきまして、以下のとおりの説明がございました。
     読める本の説明、貸し出せる本の説明、地域開放型図書室の名称の選定でございますが、こちらは、当学校に通う児童からの募集により、「わくわくにこにこ図書の森」という名前になってございます。  あわせて、地域開放型図書室の説明につきましては、別紙1、2、ページで言いますと4、5ページにお付けしてございます。  これまでの経緯につきましては、記載のとおりでございます。 ○山中ちえ子 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありますか。 ◆はたの昭彦 委員  こんにちは。よろしくお願いします。いよいよ地域開放型の図書室が開設されるということで、地域の負担も大きいと思うのですが、より多くの方たちに利用していただくことも大事だと思います。綾瀬小学校に通っているお子さんとか家族は、そこの中にできるというのは分かるかもしれないですけれども、その周りの幼稚園、保育園に通っている小さなお子さんを持っている御家庭ですとか、そういった方への地域開放型図書室ができるということの周知活動というのは、区としてどのようにお考えでしょうか。 ◎学校支援課長 その地域内の子どもたちの施設、また、小児科病院等にもチラシを配付するということを予定していまして、現在、チラシを作成しているところでございます。 ◆はたの昭彦 委員  前回、私、このエリアデザイン調査特別委員会の中で、地域開放型図書室の蔵書について、どれぐらいの規模ですかとお聞きしたところ、次回までに調べていただけるというお話だったのですが、どれぐらいの規模になるのでしょうか。 ◎中央図書館長 令和4年度当初予算の規模で300万円計上していまして、大体1,700冊程度の購入を予定しております。 ◆はたの昭彦 委員  蔵書については、今後も年度ごとに入れ替えるというか、増やしていく、より充実させるということでいいのでしょうか。 ◎中央図書館長 来年度以降の予定については、まだ具体的には決まってございません。実際に利用状況等を見ながら考えていきたい等ございますが、皆さんによりよく利用していただけるようなものと考えてございます。 ◆はたの昭彦 委員  名称が、「わくわくにこにこ図書の森」という名称なので、やはりわくわくするような図書の充実や、森のように図書がいっぱいあるようなイメージの図書室を是非つくっていただきたいと思います。  それとともに、資料の中に、今後、絵本の読み語りなどお話し会の開催ということで、説明資料の中にイベント等の企画もしていくということですが、このイベントの企画というのは、委託業者がやるのか、それとも区が主催になってやるのでしょうか。 ◎中央図書館長 基本的には、イベントにつきましては委託事業者に企画をお願いしたいと考えております。 ◆はたの昭彦 委員  そういう中でも、地域の中に、図書の充実を求める会など読み語りをやっているボランティアなどもあると思います。そういう会との連携も必要だと思うのですが、そういったところに対して、その委託業者との橋渡しとか、区としてもやるべきことはあるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎中央図書館長 はたの委員おっしゃっていた地域の方ということにつきましては、例えばこれまでもボランティアですとか、そういった議論をいろいろいただいているところかと思いますので、これまでの議会からの御意見等を踏まえて、区の方でもしっかりそのあたりどういった連携が取れるかというのは考えていきたいと思っております。 ◆はたの昭彦 委員  やはりそれが協創につながっていくことだと思います。  それとともに、今、地域の中にいろいろな国の出身のお子さんたちもいて、日本語を母国語にしないお子さんたちもいると思いますけれども、そういった方たちに対するアピールというか、そういう人たちが利用できるような図書も今後充実させていく必要があると思いますが、いかがでしょうか。 ◎中央図書館長 まだ具体的な計画はございませんが、そういったものについても、どういったものを入れていけるかというのは検討していきたいと思っております。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑はございますか。 ◆銀川ゆい子 委員  地域開放型図書室についてお伺いいたします。  まず、こちらのイメージパースのところで、2階のテラスで子どもたちが遊んでいるイメージパースになっていますけれども、図書館だけではなくて、ここも自由に地域の子どもや親が出入りできる場所ということになっているのでしょうか。 ◎学校支援課長 開放するのは、基本的には1階部分ということでございまして、学校の教室等には入れないような取組となってございます。 ◆銀川ゆい子 委員  次に、綾瀬小学校地域開放型図書室利用イメージのところで、蔵書スペース多目的書架スペース書架スペースとありますけれども、それぞれ置いてある本の種類に違いがあったり、この名称の呼び方の違いにどのような意味があるのでしょうか。 ◎中央図書館長 資料別紙2のことかと存じますけれども、こちらの表でいきますと、表の左半分のところ、例えば学習スペースですとか、蔵書スペース多目的書架スペース、こういったところは、基本的には学校図書室の蔵書のスペースという形になっております。  これからわくわくにこにこ図書の森の方で独自に買う本につきましては、こちらの表の右側の書架スペースの方に置かせていただく形になります。 ◆銀川ゆい子 委員  この書架スペースのところと、読み語りエリアのところで連携というふうになっていますけれども、具体的にどのようなことをされていくのでしょうか。 ◎中央図書館長 こちらにつきましては、基本的にはこちらの多目的室の方でごろごろ寝転がって本を読んでいただいたり、読み語りを行うという形になりますけれども、この連携といいますのは、この書架スペースのところにそういったときに使える乳幼児用の本を配架させていただきたいと考えております。 ◆銀川ゆい子 委員  控室の方に、ほかの議員の皆さんにも届いていると思いますけれども、私のところにも、この綾瀬に図書館、区民ホール、綾瀬に図書館をという案内というか、その御要望が届いているんですね。      [資料を提示]  これ何回か今までも届いていて、今日も届いていました。このように署名ができるようになっていたり、図書館実現を願う声といって、区民の方の声が書いてある用紙が入っていたりしますけれども、区はこのようなお声があるということについて、今、どのようにお考えでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 綾瀬に図書館をというお声があることは認識をしてございます。一つは、子どもたちの本と触れ合える場所ということで、綾瀬小学校地域開放型図書室ということで考えております。  また、こども家庭支援センター跡地につきましては、今後、既存の公共施設の再配置ということで考えていきたいと思いますが、図書館ということは、現在のところ考えていないところでございます。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに。 ◆岡安たかし 委員  私も何点か。まず、区立図書館の本を、これ取り寄せなんでしょうね、こちらで借りられるようになっているようですが、逆に言うと、どこかの区立図書館で借りた本もこちらで返しても大丈夫なのかどうか。まず、これ教えてください。 ◎中央図書館長 今のところは、こちらのわくわくにこにこ図書の森の方で、ほかの区立図書館の本が返せるようにということは考えてございません。 ◆岡安たかし 委員  考えたらどうですか、こちらで借りられるのですから。それは難しいのですか。 ◎中央図書館長 こちらにつきましては、基本的には本の配送の問題等ありますので、当初の段階で予定はしていないですけれども、今後、そういった利用者のお声等も聞きながら必要性というのは判断していきたいと思っております。 ◆岡安たかし 委員  是非お願いします。  それと、こちらは平面図が付いているのですが、これ工事業者が作った平面図で本当分かりづらくて、トイレは、学校の児童が使うトイレとの共用になるのですか、外部から入ってきた図書利用者と。 ◎学校支援課長 学校の1階の、このパースで言うと右下の部分にトイレとありますが、そこの学校のトイレを使用することになります。 ◆岡安たかし 委員  例えば車椅子のお子さん、あるいは親が逆に車椅子だったとか、そういう場合もこれ使えるようなトイレになっているのですか。 ◎学校支援課長 そのような方も使えるような設計になってございます。 ◆岡安たかし 委員  それなら安心ですけれども、しっかりそこはチェックしてもらいたいなと思います。  それと、今後、利用に当たって、案内図じゃないですけれども、実は会派で尾久図書館をこの前視察させてもらったのですが、すばらしい図書館で、でも、これは足立区で言えば区立図書館と比べるようなあれですから違うのですが、ただ、案内図が、本当に小学校1年生ぐらいの子どもにも分かりやすい案内図が作られています。そういうのは、やはり置くんですかね、入り口のところに。 ◎中央図書館長 まだこちら作成はできておりませんけれども、例えばこちらの資料に付けさせていただいたような別紙2のような形のもの、図書室の中にどこにどういうものが置いてあるかというものにつきましては作成をしたいと考えております。 ◆岡安たかし 委員  是非、この左の業者が作ったような平面図ではなくて、この右の方をもうちょっと更に充実した形で、しかも、子どもが書いたような、というと変ですけれども、手書きのような字で書くとすごい温かい感じがしますよね。よくそういう地図ありますよね。  この書架スペースも、そういうところでどこに何があるということが書いてあって、子どもだけでもそれを手に取れば、どこにトイレがあって、こっちは行っちゃ駄目とか、ここの書架にはこういうのがある、そういうのが分かりやすいような、是非そういうのを作っていただきたい、これは要望です。  それと、電子書籍ですが、結構いろいろな図書館でも私お聞きするのですが、やはり費用対効果というところで、どこもなかなか増やせないというところがあるらしくて、何週間かで一回返さなきゃいけないとか。  その辺で、どうなんでしょう、先ほど紙の本に関しては1,700冊程度からスタートということですが、電子書籍に関してはどれぐらいからスタートですか。 ◎中央図書館長 電子書籍につきましては、綾瀬のわくわくにこにこ図書の森専用の電子書籍を設けるということではなくて、既に行っておりますあだち電子図書館の蔵書も是非使っていただきたいということで、こういった形で記載させていただいております。 ◆岡安たかし 委員  是非子ども向けを充実していただきたいなと。区立図書館もそうですけれども、特にここで使う分に関してはそれがメインになるのでしょうから、区立図書館と連携しながらよろしくお願いしたいと思います。  今後は、やはり充実していくことが大事だと思います。今、始まったばかりでいろいろなことを言っても、利用者の声もあるでしょうし、しっかりと声を聞きながら、改善する、あるいは充実する、無駄を削減するというのが大事だと思います。  その辺、定期的にアンケートを取るとか、よく車ですと1か月点検とかあるじゃないですか、新車で。同じように、オープン1か月、3か月で利用者アンケートを取る、そういう予定はあるのでしょうか。 ◎中央図書館長 具体的な方法、時期についてはまだ決まったものはございませんが、岡安委員おっしゃるように、利用者の方の声を丁寧に聞くことは非常に大事だと思っておりますので、検討させていただきたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  地域開放型図書室についてですが、ブックポストを設置してほしいという声もあると思うのですが、その点についてはいかがですか。 ◎中央図書館長 ブックポストの設置については、今のところ予定はございません。 ◆へんみ圭二 委員  勤労福祉会館の方にも設置してあるということだと思いますけれども、少し距離がありますし、小さいお子さんを連れてということだとなかなか大変ということもあると思うので、是非そのブックポストの設置というものもこれから検討していただきたいなと思うのですが、そのあたりについては、何か難しい理由というのはあるのでしょうか。 ◎中央図書館長 やはり学校という場所を使わせていただいているというところがございます。こちらは土日に決まった方に来ていただくというのが基本的な考え方になりますので、例えばブックポスト等を設置しますと、平日に不特定の方がいろいろいらっしゃるというところも想定しますと、今のところなかなかブックポストの設置は難しいかなと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  安全性ということであれば仕方ないのかなと思いますが、例えば学校の外側に、学校に入らないでも返せるような形ですとか、そうしたことも、多分これから開始をしていく中で要望というものは出てくると思いますから、そのあたりの声を聞きながら検討していただきたいなと思います。  これは委託契約をするということですけれども、その委託契約の状況というのは、これからどうなるのでしょうか。 ◎中央図書館長 委託契約につきましては、現在、仕様書を作成しているところで、これから急ぎ契約の方に進んでいきたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  あと2か月ぐらいしかないという状況でこれからということですが、先ほどもボランティアの活用はどうなのですかという話がありましたが、そのボランティアの活用についても、地域の中ではある程度固まっているという部分がないと、これから委託契約をする業者といろいろとすり合わせをして、よりよいものを作っていくというのが難しいのかなと思います。  そのボランティアの活用について、これからどのように具体的に案を練っていこうというふうにされるのでしょうか。 ◎中央図書館長 ボランティアにつきましては、3月に行った準備委員会の中でも御意見が出ておりましたので、そういった準備委員会での御意見を丁寧に聞いていくですとか、あと、委託事業者とも契約次第、どういった連携が取れるのかというのは、区の方でも積極的に意見交換しながらいろいろ進めていきたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  この綾瀬の地域では、こども文庫というのもあって、ずっと子どもたちのためにボランティア活動をしていただいている方々もいらっしゃいますから、そうした様々な方々の声を聞きながら進めていただきたいなと思います。  この地域開放型図書室は、人数制限、定員というのはあるのでしょうか。 ◎中央図書館長 特に定員等は、今のところ予定はございません。 ◆へんみ圭二 委員  幼児の保護者の方々とこのことについて意見交換をしていると、やはりコロナということもあって、いっぱい人が来ちゃうことはどうなんだろうという声もありましたし、それから幼児と小学生が、例えば児童館ですと小学生が来る時間帯はあまり小さい子は来ないでねと言われたりすることもあるということですが、今回の場合は図書室ですから、あまり走り回ったりということはないと思いますけれども、幼児と小学生の時間帯を分けたり、人数制限をしたりというのは、特にこのコロナ禍では必要なのではないかなと思いますが、いかがですか。 ◎中央図書館長 へんみ委員おっしゃるように、コロナ対策は非常に重要であると考えております。  その対策を取るための手法が、例えば定員を設ける方がいいのか、あとは時間制とか、手法についてはこれから様々検討していきたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。あともう一つ、授乳室やベビーベッド付きトイレがあり、安心して利用できますと記載されていますが、これは専用の授乳室があるということではなくて、小学校の教室を土日祝日は授乳室に転用するという考え方でいいのでしょうか。 ◎学校支援課長 へんみ委員おっしゃるとおりですが、普通の教室ではなくて、この図書室の周囲に部屋がございますので、その辺を転用する予定でございます。 ◆へんみ圭二 委員  そうすると、例えば2019年の台風19号が来たときに、地域で避難所になったのですが、そのときに自分自身が経験したのは、消防団員としてそのとき活動していましたけれども、授乳室になっているのを知らずにガラガラッと入ってしまったら、授乳しているお母さんがパッと目の前にいてというようなことがありました。  ですので、教室を使って授乳室にするのであれば、プライバシーの配慮として、例えばパーティションをたくさん用意したり、授乳室ということが分かりやすいようにするとか、外部から人が簡単に入れないようにするとか、様々な配慮が必要になるのではないかと思いますが、そのあたりは何か取組はされるのでしょうか。 ◎学校支援課長 具体的にはこれからですが、今、へんみ委員からいただいた、例えば表示するとか、あと用務業務の事業者の職員もおりますので、その職員を入り口付近に立たせるとか、何かしら運用で工夫していきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  是非、安心して使えるようにしていただきたいと思います。  前回のエリアデザイン調査特別委員会のときに、ちょっと体調を崩してしまっていて、いろいろとお聞きしたかったことがありつつも出席できなかったのですが、綾瀬の仮囲いが4月中に取り替えられますというお話がありました。今日、午前中に見てきたら、すっかりきれいになっていて、何も書かれていない仮囲いになっていましたけれども、ここについて、子どもたちの絵の掲示とか、綾瀬のエリアデザインについての説明というものは、今後検討しますという話だったと思いますが、その検討状況というのはどうなのでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 以前、お子さんたちの絵が貼ってあったと思います。今年度も、綾瀬小学校の児童の皆さんの絵が飾れるように学校とは調整をしているところでございます。  また、仮囲いの方もやり替えられましたので、どの部分がどういった形で利用できるのかということにつきましては、工事の施工者と調整をしていきたいと考えているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  その調整はいつ頃までにして、どういったことがいつ頃から掲示ができるのかということを教えていただきたいのと、もう1つ、以前も提案したことがあるのですが、様々な自治体で、ミューラルアートといって、壁画、大々的な絵を描いて、ただの仮囲いではなくて、それを楽しんでもらう、まちづくりの一環としてアートを楽しんでもらうということを進めている自治体もありますので、ミューラルアートというのを一度検討していただきたいなと思うのですが、そのあたりについてはいかがでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 今、へんみ委員おっしゃっていただいたものも、どういうものなのかということも含めて確認をして、貼らせていただくというところもございますので、工事施工者と内容については調整をしていきたいなと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  これから少なくとも数年間は仮囲いが設置されるわけですから、是非、綾瀬のまちが明るいまちになるように、特に、外からそのミューラルアートを見るために来てもらえる、それぐらいのものが設置していただけると、地域に住んでいる人間としては非常にうれしいなと思います。  あともう1点、VR動画を作って、そのVR動画を見てもらうためにQRコードを仮囲いに付けたらどうですかというお話を以前にしました。その後付けていただいたのですが、そのQRコードの説明というのが、「動画deあだち、綾瀬駅東口が変わります」と、これしか書かれていないので、例えば20代の若い方に、「これでQRコードを読み込みますか」と聞いても、「読み込まないですね」と、二、三人の方に言われました。  QRコードを付けていただいたのはいいですけれども、これを読み込むとこういう絵が見えますというような画像を付けたり、綾瀬の未来が動画で見られますとか、もう少し説明を書かないと、せっかく作ったVRというのが有効活用できないのではないかなと思います。  これから、新しく付け替えられた仮囲いにそういうこともしっかりやっていただきたいなと思いますが、いかがですか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 将来像というところで、VRで見られるようにしたところでございますけれども、へんみ委員おっしゃるとおりに、これを見れば将来が見られるという説明書きなども含めて検討をして、貼る場所なども調整できたらと考えているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  あと、よほどのことがない限り、このメンバーでのエリアデザイン調査特別委員会というのは今日で最後ですから、最後にお聞きしたいのですが、綾瀬駅西口の高架下の活用について、もう少し何とかなりませんかという話を今までもしてきていますけれども、その状況というのはいかがなのでしょうか。 ◎まちづくり課長 暗いというお話がありましたので、少し照明の関係とか、ハトの対策ですとか、そういうものはやってきたところですが、根本的にクローズしている店が多かったりということなので、東京メトロですとかJRにヒアリングをして、どうにかならないのかという相談をしたりしているところではあります。  あとは、川辺の活用みたいなお話もありましたので、綾瀬駅西口から綾瀬川の利用についてどうできるのかというのは、まちづくり課の方でも本格的に考える必要があるのかなということで、今年度、委託などをして研究をして、どうできるのかというのを研究、検証していきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  なかなかどういうふうに動いているのか見えないものですからお聞きしたのですが、その委託をして研究するというのは、今年度中にどこかに委託をして、あのエリアがどういう可能性があるかということを検証していくという形ですかね。少し詳しく教えていただけますか。 ◎まちづくり課長 同じような高架下があるかどうか、そういうところで、どういう具体的なにぎわいですとか、そういうものを醸し出すような施策が取られているのかということですとか、あとは、綾瀬川、あそこら辺、道路、歩道が複走していてなかなか活用が難しいですが、現地を確認して、どういう活用が考えられるのか、カミソリ堤防がある中でそういう活用している事例がほかの沿線であるのかどうか、そういう先進事例を確認したり、業者の知見等も得て、どういうことが考えられるのかということをまず把握していきたいというところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。 ◆ただ太郎 委員  私も地域開放型図書室のことですけれども、今日、所属するエリアデザイン調査特別委員会、最後の委員会ですのでお聞きしたいのですが、この図書室のハード面についていろいろとお話がありまして、きれいで新しいし、人気が出るのかなとも思いますけれども、やはり一番大事なのは、子どもたちが本に出会う場所というのもそうですけれど、どれだけ子どもたちがこの図書室に来てくれるか、そして本とどれだけ親しめるのかというところがメインだと思うのです。  図書室造ってほしいです、分かりました、造りましたというだけではなくて、図書室に行きたくてしようがないというような、これからオープンするのであれば、全国でも最新の図書室なわけですから、そのあたりがどうなのかなと。  今日、中央図書館長いらっしゃるので、足立区、全体の図書の貸出数も23区と比較したら芳しくないという状況は変わっていないのかなと思いますが、この図書室、本当に人気で、貸出数も、子どもたちも大好きで通っちゃうよというような仕掛けが必要だと思いますが、そのあたりの区としてのお考えというのは、どのように進めていく予定でしょうか。 ◎中央図書館長 お子さんたちにどれだけ来てもらえて、どれだけ親しんでもらえるか、その仕掛けということですけれども、基本的には、本の楽しさを理解してもらえるものということにつきましては、しっかりした本をそろえるということもございますし、読み語りを通じて本の楽しさを知ってもらえること。そういったところで、本の充実ですとか読み語り、そういったものをしっかり周知していく、そういったところが必要かなと思っておりますので、やっていきたいと思っております。 ◆ただ太郎 委員  どこもやっていることかなと思います。図書室に来て、本を読むのもそうだけれども、学習スペースなどを見ていると、中学生だったり、小学生もそうかな、結構夕方、夜までその場所で、おうちで勉強集中できないというようなあれがあるのか分からないですが、いろいろと子どもたちが来て勉強したりしているのを見ると、本だけではなくて、例えば絵の具使い放題とか、クレヨン使い放題とか、毎週いろいろなことやって飽きない。  特にボトルネック的課題でも、学力もそうだし、貧困の連鎖ということもあって、親御さんも仕事でなかなか旅行だったり遠くへ行けないのであれば、地元でこういう楽しい、あそこでよく遊んだなというのが、本来の図書館の役割なのかなと考えるんですね。  だから、ハード面だったり、いい本をそろえるのもそうなんだけれども、もう少し今後は、この図書室にどうやったら子どもたちが来てくれるか、楽しんでわくわくして来てくれるかというところにも踏み込んでやっていくべき、まだ足りないのかなと思うので、そのあたりを大事に進めていっていただきたいと思いますが、いかがですか。
    中央図書館長 まだまだやらなければいけないことがあるということは認識しております。  当面、7月のオープンを迎えましては、まず、しっかり安定したスタートをさせることが一つ重要かなと思っておりますので、それをした上で、今後運用しながら、先ほどお声を聞くというのもありましたけれども、実際に利用者のニーズ等も探りながら、皆さんに楽しんでいただける場所というのをつくっていきたいと思っております。 ◆ただ太郎 委員  よろしくお願いします。  最後に、エリアデザインなので、綾瀬駅の西口のバスロータリーといいますか、あそこは新たな交通広場ができた後はいかがな状況になる予定ですか。 ◎交通対策課長 西口側の今のバスのたまりということですね。そちらの方は、その後も同じように使っていく予定になっております。 ◆ただ太郎 委員  雨の日に私バスに乗って、以前、ほかの区民の方からも聞いていて、なかなか雨の日がなかったので見に行けなかったのですが、ちょうど行きましたら、高架というか、線路の下なので大体雨は落ちてこないですけれど、一部雨漏りというか、ポタポタとちょうど並んでいるところに雨が落ちてくるところがあるんですよ。結構以前からあると思うのですが、それは率直に何とかするべきだと、対策していただきたいのですが、いかがですか。 ◎交通対策課長 そうした場所が、実はほかの駅でも複数あるところでございます。ですので、情報をいただきましたら、私どもも鉄道事業者の方にお伝えして、善処いただくようにお願いはしておるところでございます。綾瀬駅につきましても、申し入れたいと考えております。 ◆ただ太郎 委員  お願いしているということですが、全然変わっていないので、何とかそれはすぐにやってください。お願いしたいと思います。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに御質問はございますか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑なしと認めます。  各会派の御意見を願います。 ◆鹿浜昭 委員  地域開放型図書室については、地域の方も大分楽しみにされている方も多いかなと思いますが、オープン前ということで、オープン後にはまたいろいろな問題点も出てくるのかなと思いますし、ほかにも多目的な施設等の陳情内容がありますので、まだ議論が必要かと思いますので、継続でお願いします。 ◆岡安たかし 委員  この陳情の趣旨を鑑みますと、旧こども家庭支援センターの開発、そちらの動向も見ないと、なかなかこの陳情、どこまで充実できるかというのは分からないところがありますので、継続でお願いいたします。 ◆はたの昭彦 委員  陳情の趣旨である「こどもが本と出会う場所」については、子どもの地域開放型図書室の充実である程度で前進してきたのかと思いますが、今あったように、こども家庭支援センター跡地や綾瀬エリアデザインの全体の方向性を見極めながら、今後の可能性も含めて議論が必要かと思いますので、継続を求めたいと思います。 ◆銀川ゆい子 委員  綾瀬の子ども図書室の準備がだんだん進んできて、本当にオープンが楽しみなところでございます。これから更に綾瀬の図書室発展していくことを願いまして、今日で今期のエリアデザイン調査特別委員会最後ですので、またこれからも綾瀬の図書室についていろいろ考えていければなと思って、引き続き継続でお願いいたします。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○山中ちえ子 委員長  本件は、継続審査とすることに御異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○山中ちえ子 委員長  御異議ないと認め、継続審査と決定いたしました。  次に、元受理番号27 西新井駅及び周辺の改善を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  また、報告事項7、西新井・梅島エリアデザインの取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 引き続きよろしくお願いいたします。報告資料24ページ御覧いただけますでしょうか。  西新井・梅島エリアデザインの取組み状況について御説明、御報告いたします。  初めに、西新井公園及び補助第250号線整備に伴う現況測量説明会の開催結果についての御報告です。  開催日時、場所については、記載のとおりでございます。  なお、対象者につきましては、西新井公園、都市計画道路の線内にお住まいの方、また、沿道40mの範囲の地権者等約1,800名を対象としておりますが、事前に周知としまして、こちらの対象の方々にチラシ等を配るとともに、説明会で使用する説明資料を事前に配付すること等で当日の来場者を少なくする工夫をさせていただいた結果、参加者については60名でございます。  主な質疑でございますが、現況測量の重ね図を現地で確認できる説明会、要は現況測量をした上で公園の位置、道路の位置を載せていくわけでございますが、そちらについて確認できるようにしてほしいという意見。  また、これは大変申し訳ございませんでしたが、区説明会の開催については、10日から14日前に案内チラシを配付されたが、なるべく早めに案内をしてほしいという御意見をいただきました。そのほかにつきましては、記載のとおりでございます。  なお、これまでの経緯につきましては、記載のとおりでございます。 ○山中ちえ子 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑ありますか。 ◆かねだ正 委員  西新井駅の西口について伺いたいと思います。  先般、このイメージ図が配られました。      [資料を提示]  ちょうど交通広場の事業認可に伴うので配られたのだろうなと思います。おおむね会派の中でも、西口なかなか広々としていい駅ができそうだねという意見がありました。私も、今の西口の駅前よりはずっと広々として、タクシーロータリー、またバスロータリーと分かれていて非常に使いやすいのかなと感じました。  また、安全面についても、あくまでイメージだからこれから変わっていくのだろうけれども、このイメージ図の中では、私がいつも申し上げている横断歩道なども改善をされていて、歩道の拡幅も非常に進んで広くなっていて、今に比べれば安全性が非常に高くなっているのかなと感じました。  まだこれからどんどん変わっていくでしょうから、あくまでイメージ図ですから、このイメージ図よりも、もっとよりよい形の駅前広場にしていければなと思っています。  非常に残念なのは、このイメージ図が交通広場だけというのが非常に残念だなと感じました。西新井駅西口の完成予想図であれば非常にいいなと思ったのですが、見ると、駅のところが全く、何となく描いてあるだけのイメージ図になってしまっています。  このイメージを今回出すに当たって、これは駅前にも飾るということですから、東武鉄道とは打合せをしていると思いますが、その辺について東武鉄道は何と言っていますか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 このイメージパースを完成させるために、東武鉄道と情報交換しながら完成させております。  ただ、その情報が、今回描いてあるとおり東武鉄道は何も記載できるものがないということで、立体型の箱ということで、東武鉄道とお話の結果がこちらになっています。 ◆かねだ正 委員  これ見ると寂しいよね。駅前広場がこんなにある程度イメージされたものができているのに、全くこっちは、先ほど中部地区まちづくり担当課長おっしゃったとおり、箱型の空白のものが描いてあるだけということになってしまうと、せっかくこれ、駅にこれ貼り出すんですよね、2か所ぐらい。 ◎中部地区まちづくり担当課長 今、貼り出す用意でいます。天気、雨でなければ明日、若しくはあさってに貼る予定でございます。 ◆かねだ正 委員  本来であればこの駅の部分も、駅ビルというか、駅の部分も入れた形の、イメージ図だから、ある程度変わってもしようがないと思うのです。その横に、これはイメージ図なので今後こういうふうに変わっていく可能性があるというものを入れれば全然構わないと思うのですが、東武鉄道はそこまでかたくなに、イメージ的なものを入れるのも勘弁してくださいという話なんですかね。 ◎中部地区まちづくり担当課長 かねだ委員おっしゃるとおり、東武鉄道は一切出せませんという回答でございます。 ◆かねだ正 委員  本当に残念でしようがないなと思いますよね。ある程度イメージ図でも、今の現状を少しでも区民の皆さんとか通勤客の皆さんに我慢していただくためにも、きちっと駅の部分も入ったイメージ図がお示しできれば、これはまだ時間掛かる話ですから、非常に安心感を持っていただけたかなと感じます。  今後、このイメージ図も、東武鉄道の進展次第ではまた変わっていくことになると思います。その都度、イメージ図を変えていくということでよろしいですか。変更していくということで。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東武鉄道と調整しながらですけれども、イメージできましたらすぐ掲示できるように、東武鉄道と調整してまいりたいと考えてございます。 ◆かねだ正 委員  前にもちょっと申し上げたんだけれども、今、現状なかなか厳しい状況になっちゃっているから、駅が移転するのではないかという話まで出てきているんですよ。駅が今の場所から梅島側に移るとか、そういう話も出てきているぐらいなんです。要は、駅を壊しているみたいなイメージになっちゃっているから。  だから、是非、こういうイメージ図、きちっとした形でどんどん進展させていっていただいて、利用客、また地域の皆さんに、将来こういうすばらしい駅ができるんだよということで安心感を持っていただく。それが、言い方あれですけれども、皆さんしばらくの間我慢してくださいということにつながっていくと思うので、是非、今後期待をしたいなと思います。  それと、西新井・梅島エリアデザインの取組み状況についての中で非常に重要な道路、動脈とも言える道路が、主要区画道路②です。この主要区画道路②が梅島駅から西新井駅の西口に延びたことによって、非常に交通の利便性は高まりました。便利になりました。  便利になった一方、便利になり過ぎてしまって、非常にスピードを出して西新井駅西口に来られる方が多くなってきています。その理由の一つとしては、まだ信号がきちっと整備されていない部分があって、私も要望を受けています、早く信号を付けてほしいということで。  その辺について、何か進展があれば教えてもらえますか。 ◎交通対策課長 昨年も御要望いただきまして、区の方からは、10月の時点で警視庁の方に要望書を提出させていただいておりました。  そうしましたところ、先般、警視庁の方から、是非信号機を設置することで検討したいということで話がございまして、直近ですけれども、本日の午前中に西新井警察署において、警視庁の本部の方、それから足立区の関係の部署が一緒に打合せをさせていただいたところでございます。 ◆かねだ正 委員  進展があったということで、非常によかったなと思います。  それは、いつぐらいをめどに設置していこうという話で進んでいますか。それと、何か所ぐらい付ける予定でしょうか。 ◎交通対策課長 箇所については、1か所ということで考えられております。  スケジュール感ですけれども、令和4年度今年度中、年度末までには何とか設置したいということで警視庁の方も考えていただいているところでございます。 ◆かねだ正 委員  1か所ということになると、何となくあの辺なのかなと頭に浮かびますけれども、今年度末ということなので、なるべく一日も早く付けていただくことが交通の安全にもつながるのかなと思いますので、是非よろしくお願いします。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑はありますか。 ◆はたの昭彦 委員  今回、説明会が開催されて、密を避けるために、事前に開催チラシを全ての地権者に配付をしたということで、当日の参加者が60名でこういう意見が出たということですが、この日に会場に参加されなくて、事前にチラシをまいて、その中から出た要望とか意見はあったのでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 来場者以外からの要望というのはございませんでした。施設の周りで数名の集団の方はいましたけれども、その方々から要望を直接お聞きすることはなかったです。 ◆はたの昭彦 委員  前回のエリアデザイン調査特別委員会で、現況測量については、車載カメラによる測量と小型飛行機による測量ということでしたけれども、実際に小型飛行機というのは、どれぐらいの高さを飛んで測量するものなのでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 誠に申し訳ございません、高さは把握してございません。小型飛行機を飛ばしたという報告だけは受けたところでございます。 ◆はたの昭彦 委員  既に飛ばして測量をしているということですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 4月10日に説明会を行いまして、その後1週間の間に飛ばしたということで、結果報告だけ来てございます。 ◆はたの昭彦 委員  そうすると、飛行機による測量は終わったということの理解でよろしいのでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 飛行機による測量は終わりましたので、あとはカメラを搭載した自動車が要所、要所を走ります。それで不明な点がもしあった場合には、現地を再度2人一組になって回るという作業があるかもしれません。 ◆はたの昭彦 委員  何でこんな質問をしたかというと、この間東京女子医大のドクターヘリの試験運行のときに、近隣の方に、騒音ですとか、何でこんなところに低空でヘリ飛んでいるんだということがあるといけないので事前にお知らせをするということがあったので、こういった小型飛行機も、高さがちょっと分からないということですが、低空を飛ぶのであると、何事かなということで住民の方が疑問に思ったり、問合せ等もあるのかなと思ったので質問したのですが、特に住民の方からそういった質問とか、声というのはなかったでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 住民の方からはございませんでした。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑はございますか。 ◆へんみ圭二 委員  去年、友人が西新井のアリオの近くに引っ越してきまして、その友人から、先日、ちょっと話があるというので行っていろいろと話をしてきたのですが、どういう話だったかというと、何で西新井の駅前がああいう寂しい状態になっているのかよく分からないし、いつまでああいう状態なのかも分からない。自分で区役所のホームページを見たりして、エリアデザインというのもしっかりと見たけれども、全然状況がよく分からないという話でした。  先ほど、かねだ委員からも、東武鉄道は計画を出してくれないのですかというところで、一切出してくれないという話でしたが、そのあたりについて、区役所のホームページを見ても、東武鉄道が計画をつくっていないということは書かれていないので、全く状況としては分からないということですけれども、そこについての説明というのをこれからしっかりと区役所としてやっていくべきではないかと思うのですが、いかがですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 へんみ委員おっしゃるとおり、交通広場のイメージ図ができましたので、駅ビルのイメージ図、出していきたいと思っていますし、区の次なるポイントはそこに行き着くかなと思います。  ですけれども、東武鉄道が検討していないのか、検討中でまだ出せないのか、その辺微妙なところがありますので、東武鉄道と調整させていただきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  今日かあしたか新しく貼り出すということですけれども、そこにもしっかりと、東武鉄道が検討していないのか検討中なのか分からないですが、そのあたりもどういう書き方がいいのか東武鉄道とも話をしながら、区民の皆さんに区役所としてはやることはやっているということをしっかりと分かっていただくように動いていただきたいと思いますが、最後に、この点お伺いしたいと思います。 ◎中部地区まちづくり担当課長 その辺を踏まえまして東武鉄道に強く申し入れるとともに、地域の方々、情報を早く欲しがっているということを改めてお願いしていきたいと考えてございます。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑はございますか。 ◆鹿浜昭 委員  駅前交通広場の完成予想図のイメージが出ていますが、当然これは東武鉄道の御意見も聞かれたのか、その辺御意見は何もなかったのか、その辺の状況を教えていただけますか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東武鉄道は、トスカだとか駅の今の現状と、今造っている仮設階段のパースができていますので、その絵を入れましょうかという話になったのですが、まだ仮設の階段はできていないということと、既存の建物は今後解体の計画があるのでこのパースには載せないでほしいという打合せの結果があって、先ほど答弁したように……。 ◆鹿浜昭 委員  じゃなくて駅前交通広場。 ◎中部地区まちづくり担当課長 駅前交通広場の色を塗ってあるこちらのパースの部分については、東武鉄道の意見はございませんでした。 ◆鹿浜昭 委員  では、一切相談もなく、区側で全て決定したということですか。 ◎道路公園整備室長 駅前交通広場の整備、設計については、一度決めたものを変更している経緯もございまして、その変更している経緯も含めて、東武鉄道とは十分打ち合わせて進めているという状況でございます。  ただし、駅の計画がまだできていないということの中では、今後駅ビルがどうできるかというところについては打合せができていない状況なので、打合せをしてきておりますし、状況も東武鉄道に伝えて作り込んではいますが、まだ駅ビルの方は計画が出ていないという状況で、大変申し訳ございません。 ◆鹿浜昭 委員  いや、私が言いたいのは、やはり西新井駅なので、駅側の要望も当然あるかと思うんですよ。この駅前交通広場をこういうふうにやって、東武鉄道ともこういう打合せをして、東武鉄道も意見を述べて、それを聞いていただいたというような形でお互いにこの駅をつくり上げていく。そうすれば、この商業施設もしっかりと早めにやっていただけるのではないか。その辺の接点が、私にはちょっと感じられないんですよ。  是非その辺を含めて、こんなのは絵ですから幾らでも変更も利くかと思うので、これからでも遅くないと思うので、その辺も併せて進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょう。 ◎副区長 東武鉄道とは、打合せをしながら進めているのは事実です。  というのは、駅前交通広場を造るに当たって、東武鉄道が持っている土地との交換ですとか、そういったことも可能性としては考えられますので、当然そういう打合せをしています。  東武鉄道が駅ビルをどういう形に考えているかは、まだ表には出ていませんけれども、実は駅ビルに入る道路をどう造るかというのが一つの課題になっていまして、それを区と協力しながらやっていかなければいけない。  そこがまだ解決していないものですから、そこの進入路を解決しないと、駅ビルをどういう形にできるかというのもまだそこまでいっていないものですから、今言った道路をどういう形であの駅広から造っていくか、そこが一つの課題に今なっているところでございます。 ○山中ちえ子 委員長  よろしいでしょうか。 ◆ただ太郎 委員  いろいろ質疑聞いていますと、実はこうなっていますよとか、信号を付けるようになりましたとか、質問してから答弁で分かってくるというのがちょっと残念ですよね。  これはエリアデザインの委員会ですから、できる限り、今日こういったことがありましたよというのは、今日の進捗状況というか、そういったことも報告をいただきながらでないと、円滑にこの質疑進まないと思うのですが、そのあたり副区長も、今の答弁のものはあまり表には出したくないというところなのですか。 ◎副区長 道路の件については、前に御説明一度差し上げています。道路を解決しないと駅ビルを造るのは難しい、それは説明していますが、資料として、エリアデザインの資料は物すごい多いものですから、どこまで盛り込むかというのがありますけれども、申し訳ありません、なるべく進捗状況が分かるように資料は作らせていただきたいと思います。 ○山中ちえ子 委員長  よろしいですか。 ◆岡安たかし 委員  数点だけ。駅前交通広場の基本設計は、想定ではいつ終わらせる予定ですか。
    ◎道路整備課長 基本設計は既に昨年度末で終わりまして、今後は詳細設計に入っていく予定でございます。 ◆岡安たかし 委員  詳細設計に入ったら、先ほどの副区長の答弁じゃないですけれども、道路付けの関係とかずれたら、また設計のやり直しで非常に非効率になります。当然、出し直し、出し直しであればお金にも関わる話です。  先ほど来のやり取りで皆さんも感じているとおり、大体駅広と駅ビルというのは、一体施工で、一体開発するのが本来のやり方だと思います。  例えば、北千住駅でもそうですけれども、西口ペデストリアンデッキを造ってこうするとか、今、北綾瀬駅でもやっていますけれども、駅前交通広場と駅ビルの考え方というのは、ある程度すり合わせをしながら進めないと非常に効率悪いなと。お金も関わってくるし、スケジュール感も出てきてしまう。  と考えると、東武鉄道といろいろやり取りしてもなかなか東武鉄道の方が固まらないからしようがないのでしょうけれども、まずは、区の方で駅前交通広場だけは造ってしまうと。逆に言うと、それに合わせた形で駅ビル考えてよと、そういう感じですかね。 ◎道路整備課長 岡安委員御発言のとおりだと思います。詳細設計をして、その後無駄が出てきても仕方がありませんので、そういったことから、本来であれば基本設計をして、その翌年度に詳細設計をするのが一般的ですけれども、今回は東武鉄道の計画の状況等もございますので、そのあたりの用地の取得の状況ですとか、今後どうするのかというのに少し時間を掛けて、その辺が明らかになってきた段階で、詳細設計、工事というふうに入ろうと思っています。そういった無駄のないように、連携しながら進めていければと考えております。 ◎中部地区まちづくり担当課長 この件に関しましても、東武鉄道と粘り強く交渉していければなと思ってございます。  あと、このパースにもございますけれども、今、東武鉄道と合意というわけではないですが、歩道の1か所切下げを行う場所が、この位置でおおむね合意が取れるのではないかなと。足立区と警察署と東武鉄道という形でパースは描かせていただいてございます。 ◆岡安たかし 委員  時間もあれなので、最後に1点だけ。この駅前交通広場の完成年というのは、どれぐらいを今想定していますか。 ◎道路整備課長 現時点では、令和11年度末の完成を予定しております。 ◆岡安たかし 委員  いないかもしれない。結構です。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑はございますか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑なしと認めます。  各会派の御意見をお願いします。 ◆鹿浜昭 委員  交通広場の事業認可については第一歩かなと思いますが、まだ先が長いお話ですので、継続でお願いします。 ◆岡安たかし 委員  今、答弁あったとおり、多分一番早い例で令和11年度なのだろうということを考えますと、まだまだ先、様々変化することも考えられますので、継続でお願いします。 ◆はたの昭彦 委員  陳情を採択して議会として迫っていくことが、今、いろいろ委員の皆さんから東武鉄道の計画がなかなか遅々として進まないということに対するプレッシャーにもなるのかなと思いますので、採択を求めたいと思います。 ◆銀川ゆい子 委員  今の委員の方々の御質問で、西新井駅の進捗状況というのがよく分かりました。早くても令和11年度末ということなので、まだまだ本当に長い時間が掛かるものだと思いますので、引き続き継続でお願いいたします。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○山中ちえ子 委員長  これより採決を行います。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。      [賛成者挙手] ○山中ちえ子 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。      [執行機関一部退席] ○山中ちえ子 委員長  次に、陳情に関連したエリアデザインの報告事項を除いた5つのエリアデザインの取組み状況について、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 引き続きよろしくお願いします。報告資料6ページ、御覧いただけますでしょうか。  綾瀬・北綾瀬エリアデザイン(北綾瀬ゾーン)の取組み状況についてでございます。  大きく2点ございます。  初めに、北綾瀬駅周辺地区における歩行者案内サインの整備についてでございます。  仮に設置しているものにつきまして、本設のものを3か所、6ページの地図にあるところにつきまして設置させていただくものでございます。歩行者系のサインということで御理解いただければと思います。  2つ目でございます。北綾瀬駅前土地区画整理事業の施行に伴う説明会の開催結果についてでございます。  去る令和4年3月25日、26日の2日間にわたりまして、土地区画整理事業施行者である三井不動産株式会社から説明がございました。出席、参加した人数については、記載のとおりでございます。開催場所は、記載のとおりです。  主な質疑ですが、こちらに書いてある商業施設の来場者数は何人ぐらいか。また、今後、別途説明会を開催する予定があるのか。また、車両の出入りについては大丈夫かという御質問がありました。  これまでの経緯については、記載のとおりでございます。  引き続き、9ページでございます。  花畑エリアデザインの取組み状況についてでございます。  3つございます。  1つ目、花瀬橋の親水拠点完成記念式典の開催の結果でございます。  4月3日の午前10時から、文教大学の東京あだちキャンパスの講堂、雨天のためこちらを使用させていただきました。出席者数につきましては、記載のとおりでございます。無事に完成いたしました。今まで御指導いただきまして、ありがとうございました。  2つ目でございます。花瀬橋開通に伴う文教大学生の通学状況についてでございます。  こちら4月8日午前8時半から午前9時半の間、調査いたしました。10ページに、結果と調査した場所について記載してございます。橋ができたことによって、今まで既成市街地の細い道を通っていた学生が花瀬橋にシフトしている状況が見てとれます。引き続き、近隣の方に御迷惑が掛からないように注意していきたいと思っております。  3つ目でございます。11ページです。花畑保育園跡地(花畑団地E2-2)の公募についてでございます。  詳細の資料が12ページにございますが、こちらで御説明させていただきたいと思います。  花畑地区の花畑団地再生事業は、かれこれ10年近く行ってございます。URが保有している土地の最後のところについて、事業者を公募することでございます。  なお、公募するという事前の御案内でございますので、詳細につきましては、また当エリアデザイン調査特別委員会で御説明したいと思いますが、今のところ、夏頃をめどに事業者を公募する予定でございます。  引き続き、13ページです。  六町エリアデザインの取組み状況についてでございます。  1つ目、六町駅前区有地でございますが、以前から御案内しておりますとおり、土壌汚染対策に係わるモニタリング調査の結果でございますが、今回も結果として問題がないということでございますので、今後、東京都と引渡しについて協議を進めてまいります。  これに関連しまして、整備・運営事業者選定支援業務委託でございます。いよいよ土地の引渡しを受けますと、六町地区のにぎわい創出ということで事業者募集してまいりますが、その事業運営に携わる委託事業者が決まりました。委託事業者名、業務の目的、業務内容については記載のとおりでございますが、引き続き取り組んでまいりたいと考えてございます。  あわせまして、14ページはこれまでの経緯でございます。  引き続き15ページ、千住エリアデザインの取組み状況についてでございます。  まず、第38回千住大川端地区(A工区)開発推進連絡会の開催についてでございます。  開催日時、開催場所、参加者は記載のとおりでございますが、主な内容について、ア、イ、ウでございますが、開発地内の道路計画における検討状況、今後の開発計画の進め方について、その他でございます。  今後の予定でございますが、第39回は秋頃に開催を予定してございます。  続きまして、16ページでございます。  前回のエリアデザイン調査特別委員会で御質問のございました東京都における足立市場の取組みについて御案内させていただきます。  先立って、東京都で新たな東京都の中央卸市場の経営計画というものが策定されまして、足立市場の現況について状況が分かってまいりましたので、御報告いたします。  基本的には、場所を廃止するということでは決してなくて、引き続き足立市場については運営していくというものが示されてございます。  続きまして、19ページです。  竹の塚エリアデザインの取組み状況についてでございます。  こちらにつきましては、竹ノ塚駅周辺のまちづくりについて、過去、令和3年6月に実施した意識調査結果から意見の多かったものについて、再度WEBアンケートを実施させていただきました。  その中で見えてきたことでございますが、やはり自転車のマナーが悪いという意見が多数を占めてございました。今後、このあたりについて分析をしまして、どういったものが深掘りして対策が取れるか考えていきたいところでございます。  もう1つでございますが、体感治安の改善に向けた取組み方針でございます。今回、資料で別紙2として、22、23ページにリーフレットを作成しましたのでお付けしております。  方向性としては、2つです。ビューティフル・ウィンドウズ運動の強化とプラスイメージの創出ということで、引き続きこちらについては取り組み、対策を進めていきたいところでございます。実施期間につきましては、令和4年から令和6年の3年程度でございます。  (3)のところでございます。竹ノ塚駅周辺のまちづくりに関する基本協定の締結でございます。  さきの交通網・都市基盤整備調査特別委員会でも御案内差し上げているところでございますが、足立区、独立行政法人都市再生機構、東武鉄道の3者で、相互に連携、協力し、駅周辺まちづくりを推進するために、今年の3月31日に基本協定を締結しました。  この動きにつきましても、エリアデザイン調査特別委員会で、動きがあり次第御報告申し上げたいと思います。 ○山中ちえ子 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありますか。 ◆くぼた美幸 委員  竹の塚エリアデザインの取組み状況について、何点かこの報告資料に基づいて伺いたいと思います。  まず、体感治安の件ですけれども、自転車のマナーがちょっとよろしくないと思っていらっしゃる方が8割程度、相当数いらっしゃるなと思います。  これに関しての対策というものは、具体的にはどんなことが考えられますか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 これからどんなことができるのかということについては検討して実施したいと思っていますけれども、例えば注意喚起をするような形で、具体的な場所を絞って警察署とも連携した形で注意をしていくですとか、あるいは交通安全のイベントなどで普及啓発をしていくというようなことについては、関連部署等含めまして検討していきたいと考えてございます。 ◆くぼた美幸 委員  一過性だと、そのキャンペーンで終わってしまうんですね。今までもやってきたし、例えば小学校にスタントマンが行って、マナーとかそういったものをずっとやってはきているんだけれども、現状これだけのものがあるということは、一重、二重深く考えていかないと、同じことの繰り返しだと一過性で終わってしまうので、この辺は是非よく検討していただいて、だからといって決定的なものはなかなか提案できないんだけれども、連続性というか、ずっと粘り強く続けていく運動ということが、僕は一つのキーポイントになるのではないかと思います。  1年で終わるとか、半年で終わるのではなく、ずっと取り組んでやっていかないと、なかなか改善されないかなと思いますので、その辺のところを要望しておきたいと思います。  それと、体感治安の改善に向けた在り方ですが、例えば、今、東口の駅前のロータリーの中に、防犯カメラというのは、何台ぐらいどこに設置してあるか分かりますか。 ◎犯罪抑止担当課長 すみません、今、手元に正確な数字はないのですが、災害定点カメラをはじめとして、竹ノ塚駅の東口は、特にカメラがかなり設置されております。詳細な数は、後ほど確認させていただきます。 ◆くぼた美幸 委員  ただ、写っているんだろうけれども、ここに付けているよということが見える防犯カメラというか、今、通学路には必ず設置してある下のところに目のマークがあって、ここにカメラがあるんだよと、要するに見せる防犯カメラということが、特に駅前は必要ではないかと思うんですよ。  例えば経営者が付けていたり、犯罪のために付けているようなカメラは、一般の人が、僕らが見てもどこに付いているのか分からないけれども、それはそれで捜査上の問題があるからやっているんだろうけれども、防犯カメラがここにあるんだよということを特にロータリーとか駅前広場にはがっちりとやっていただくことの方が、僕は大事ではないかと思いますが、その辺はいかがですか。 ◎犯罪抑止担当課長 くぼた委員がおっしゃるとおりで、カメラを付けるだけではなくて、そこにカメラがあって作動しているんですよというのをアピールすることが非常に大事だと思っております。  カメラが設置されているところには、路面等に「作動中」と目のマークなどの表示があるはずです。それらについても、特に竹の塚地区は劣化しているシートがないか、そういうものを見直しながら貼り替えていく。また、これでは目立たないなというところがあれば、更に改善を図っていくというところを進めていきたいと思っております。 ◆くぼた美幸 委員  もう1点、ごみの清掃ですけれども、以前は結構ロータリーの方は定期的にやっていたと思いますが、今、現状はどんな感じですか。東口の駅前ロータリーと絞った場合、ごみの清掃作業はどんな感じでやっていますか。 ◎道路公園整備室長 清掃の回数等の数字、今、持ち合わせておりませんので、後ほど御報告させていただきます。 ◆くぼた美幸 委員  やっていらっしゃるのは業者ですか、東武鉄道ですか。 ◎エリアデザイン推進室長 基本的に駅前の清掃については、私ども区から業務委託をした事業者が行っております。 ◆くぼた美幸 委員  では、ここに今日実施機関がいれば。 ◎副区長 先ほどの清掃ですけれども、道路公園整備室でやっているところと、あと地域のちから推進部でもやっていたと思いましたので、複数、週に何回もやっていることはやっています。  ただ、やるタイミングがどうなのかということで、特に金曜日の夜とか、月曜日の朝早い時間にやるとか、そういった工夫が必要かなと思っています。 ◆くぼた美幸 委員  このビューティフル・ウィンドウズ運動でまとめたいのですが、今の防犯カメラであるとか、青色パトカーであるとか、清掃であるとか、例えば清掃といっても、いろいろな方々がやっていらっしゃるところを区がひとつきちっと真ん中に立ってもらって、一番効果のあるやり方を是非お願いしたいなと。  要するに、ビューティフル・ウィンドウズ運動というのは、目に見える形で、誰が見ても見える形で、ここは犯罪がなかなかやりづらいぞと、そこの防犯力を上げていくということが非常に大事かなと思いますので、特にこの実施期間の3年の中でしっかり取り組んでいっていただきたい。自転車マナーの改善もよろしくお願いしたいと思います。  もう1点は、このエリアデザイン調査特別委員会ではないかもしれないけれども、都市建設部長がいるので一応聞きたいのですが、駅が高架化して、今、非常にスムーズになっていますけれども、駅の中に自動販売機がないという声があるんだけれども、そういった声は届いていますか。 ◎都市建設部長 特に自動販売機が欲しいという声は、今のところ届いていないようです。 ◆くぼた美幸 委員  では、要望しておきますけれども、前には、僕、エリアデザイン調査特別委員会で売店をという話をしたんだけれども、なかなか売店までは東武鉄道がやらないという話で、自動販売機ぐらいは欲しいよという声があったので、これだけは要望しておきたいと思います。  それと最後に、エリアデザインなので聞いておきたいのですが、いわゆるまちづくりの基本協定が結ばれて、いよいよドラスティックな方向性に入ってくると思います。  例えば東口で言うと、駅前に大きなURの棟が、正面があるけれども、脇の方にも、スーパーマーケットの上にも大きいやつがあります。あれは50年、60年たってきている。URもそろそろ考えなきゃいけないという段階に来ていると思います。このタイミングで、ダイナミックに大きく駅前の再開発を進めていただきたい。
     もちろん住んでいる人がいるけれども、例えば駅ビルだって、昔は十何階建てで、あそこにたくさん人が住んでいたわけですね。それを駅ビル自体を低くして、上に住んでいる方がいなくなって今の形があるというようなやり方は、URは持っていますから、しっかりその辺のことを協議をしていく中で、大きく開いて、大きく駅前広場、その先には竹の塚センターもあるし、区営住宅もあるし、様々な種地もあります。当然、分かっていらっしゃる話ではあるけれども、いよいよここへ来て、大きく開けるのか、それとも一部分だけになるのか、大きな瀬戸際が私は今年だと思います。  この協定に基づいて今後していくんだけれども、何を質問したいかというと、先ほどの西新井駅の話じゃないけれども、議会側に決まった後に報告ではなくて、今こんなふうに動いていますよと、皆さん議会はどう考えますかというタイミングを常々議会側ともしっかり協力していっていただきたい。  それで、我々は常に地元の声をたくさん聞いてくるので、こういった委員会で、さっきの自動販売機の話ではないけども、こういう声が来ているよと、こういう声はどうなのということをこういう委員会や議会でできるわけだから、今後エリアデザインが中心になると思いますけれども、この竹の塚の大きなまちづくりに関しては、そういったことでしっかりと議会側とも協議を深め、そして実りある内容にしていっていただきたいと思いますけれども、いかがですか。 ◎エリアデザイン推進室長 ただいまくぼた委員御発言のとおりだと私も思っております。  例えばURの団地の今後の扱いにつきましては、議会には適宜御説明、御報告したいと思います。一方で、居住者がいらっしゃいますので、そこら辺の兼ね合い、URとの調整も必要だと思ってございます。  また、東武鉄道の今のTBOXの扱いについても、東武鉄道の事業計画があろうかと思います。ですので、相手の状況を見ながら、かといって執行機関側で一方的に決めるのではなくて、適宜御説明、御報告は差し上げたい、これはお約束したいと思います。 ○山中ちえ子 委員長  よろしいでしょうか。 ◆石毛かずあき 委員  私からは、第38回千住大川端地区(A工区)開発推進連絡会の開催について、何点か質問させていただきます。  もう38回目となりまして、私も何年前か忘れましたが、10年近くたったのか、この件に関しては携わらせていただくこともありましたし、そこから考えれば、ここに記載のある地権者の3者の考え方、当然、区の御努力もあったと思いますが、この3者の考え方、また方針も変わってきていると思います。  そんな中で、今回、開発推進連絡会では何か進展があったのか、なかったのかお聞かせください。 ◎千住地区まちづくり担当課長 開発推進連絡会では、開発地内の道路計画の検討状況ですとか、今後の開発計画の進め方について、地権者の方と区で情報共有、意見交換等をしたということで、今は、地権者の方でまとまって、将来の交通発生量に見合った道路計画の検討ですとか、開発計画の検討等を行っているという状況でございます。 ◆石毛かずあき 委員  そこで、地権者との開発推進連絡会の中で、主な内容で、将来区道となるであろう道路の状況について令和2年度に状況調査を行ったと聞いていますけれども、そこから2年がたっておりますが、現状、こういった再調査というのは行っていくのかどうなのかお聞かせください。 ◎千住地区まちづくり担当課長 令和2年度に、区の方で現況の交通量に関する調査を行いました。それを基に、今、地権者の方で将来の開発によって発生する交通量に見合った道路計画の検討をしているというところでして、交通量の調査という意味では、今後もし必要があれば追加の調査等を行うこともあるかもしれませんが、今のところ調査という意味では予定はございません。 ◆石毛かずあき 委員  その道路計画について、以前、区域設定はされて、区の方でも警視庁や都の所管と様々協議を進めていると思います。北側には墨堤通りも走っていますから、何か課題等ありましたら、お聞かせいただけますか。 ◎千住地区まちづくり担当課長 道路計画、将来交通量を踏まえた詳細の検討をしているところですけれども、警視庁等とも相談を始めたという状況ではございます。  具体的には、例えばですけれども、墨堤通りからの入り口、交差点の処理などについては、今後交差点が複雑になりますので、そういったところの詳細については、今後検討が必要だと認識しております。 ◆石毛かずあき 委員  そういった箇所もあるようですが、地権者からは、何か御意見とかそういったものは情報交換の中であったのでしょうか。 ◎千住地区まちづくり担当課長 地権者の方は、なるべく早く進めたいという意向はあると聞いておりますけれども、ただ、今の道路計画等まだまだ課題はあるというところになっております。 ◆石毛かずあき 委員  私の質問の仕方もちょっと意地悪な質問になってしまっているのですが、ごめんなさい。  要するに、先ほどから道路の話ばかりになってしまって大変恐縮ですが、ここも同じ状況なんですよね。その道路計画が定まらないと、当然、地権者の皆様の今後の計画も定まらないというのは重々承知しております。ですので、しっかりとその現状、再調査は分からないと言っていましたし、また墨堤通りのそういった課題もありましたので、なるべく区としても、例えばこの状況に対していつまでどうするかというようなものがあったらうれしいなと思うのですが、その辺何かお答えできることがあったら教えてください。 ◎都市建設部長 今、スケジュール的なことを言えるような状況ではないのは確かですけれども、これまですごい時間が掛かってきた現場なので、それから見て、今、具体的に道路の計画をつくって警視庁とも話してというところまで来ています。  今後、区はそれを踏まえて、地区計画の変更等、そこは都決定だったりするので、都市計画手続等もしていかなきゃいけないのでスケジュール感的にはもうちょっと掛かるかなと思いますが、より具体的にはなってきていると私は認識しております。 ○山中ちえ子 委員長  ほかに質疑ありますか。 ◆はたの昭彦 委員  報告に沿って何点か質問したいと思います。  まず、綾瀬・北綾瀬エリアデザイン(北綾瀬ゾーン)の取組み状況についてですけれども、先日、北綾瀬駅前の土地区画整理事業の説明会というのがありまして、私も参加させていただいたのですが、区画整理事業については地権者がほとんどいないということで、商業施設の部分についての質問が多かったと思います。  私も何点か質問させていただきましたけれども、その中で、ここにもあるように、商業施設の1日の利用者数が1万5,000人程度ということで、三井不動産の担当の方は、北綾瀬駅の利用者が約1日3万人なので1万5,000人を想定して事業計画をしているということを言っていましたけれども、その中で言っていたのは、三井不動産いろいろな商業施設を経営していますけれども、広域的集客施設、ららぽーとのような広域的に集客する施設ではないということで、イメージ的には南千住駅のLaLaテラスとか、八潮駅のフレスポとか、私はあんなイメージなのかなと思いました。  そうすると、日常的な買物ということでのスーパーがメインだということになると、今、北綾瀬駅周辺にはベルクスが加平にあって、北にはワイズマートがあって、また、今度東和にもベルクスができるということで、集客的にはよほど魅力がないと、三井不動産も広域集客施設ではないと言っているわけですから、わざわざ電車に乗って北綾瀬駅に来て行く施設ではないということで、近隣の人が自転車で行くとか、車で10分以内の住んでいる方が利用するようなスーパーや商業施設なのかなというイメージですが、そういった中で、区として、ペデストリアンデッキを北綾瀬駅に造るということで、以前質問したときに、どれぐらいの規模の方が1日に利用するかまだ想定はしていないというお話でしたけれども、改めてお聞きしますが、その後いろいろ検討する中で1日どれぐらいの方が利用するという想定をしたか、結論は出ているのでしょうか。 ◎道路整備課長 以前御答弁させていただいた際は、商業施設側の利用者が何人ぐらいを予定しているかという質問だったと思いますので、そちらはまだ商業施設側も発表していないという言い方をさせてもらったと思っております。  ペデストリアンデッキの利用人数については、今ちょっと手元にないのですが、警視庁とも協議をしておりますので、何人ぐらいが利用するという想定は一応しております。 ◆はたの昭彦 委員  当初、エリアデザイン調査特別委員会の中で、北綾瀬駅前の交通広場等を設計するときに、ペデストリアンデッキというか、駅前の設計費用が非常に高い、高額になるということで質疑をしたときに、警視庁から、交通管理者の方から、交通の安全性を鑑みて、直接駅にアプローチできるような通路、高架の通路を造るという要望があったということで設計費用が高額になったというお話で、そのときには商業施設につながるようなペデストリアンデッキというのは検討されていなかったわけですよね。  そういう中で、商業施設ができるということでいきなりこういう話が出てきて、今回、三井不動産の商業施設の集客施設の規模から考えると、駅を利用する1日3万人いるけれども、いろいろな出入口があって、わざわざあそこのペデストリアンデッキを使って商業施設を利用する、あるいはそこを通って自宅に帰るという方はごくごく限られているのかなと私は思うんですね。  交通管理者が言うように、道路を渡らないとアプローチできないということで、交通広場に向かって既に東京メトロがエスカレーターやエレベーターを計画、あれは区の方ですか、計画している。それは別に反対するわけではないですけれども、わざわざその商業施設、何人利用するか分かりませんけれども、そのために税金を投入してペデストリアンデッキに使うということで言うと、その税投入の在り方、また費用対効果の面で、区民の理解を得ることができるのかなと。  今、いろいろコロナ等で暮らしが大変なときに、税金の使い方が問われている中で、本当に理解を得ることができるのかなと。  私は地元なので便利になってきれいになるというのは、やはり地元の意見はありますけれども、そういう中でも税金の使い方としてどうなのかなということは言わなきゃいけないなと思うのですが、それについてはいかがでしょうか。 ◎道路整備課長 まず1点、商業施設ができたから北側まであのデッキをつなげたわけではございません。もともと駅前広場北側にも降り口を設けたいということは思っていたのですが、そこのスペースの問題とか課題があってできなかったと。  今回、商業施設側で、その降り口、エスカレーターですとかエレベーターを設けてくれるという約束ができたので、であれば足立区の方もつなげることができるという約束の下、つなげた経緯がございます。  また、税金の話がございました。はたの委員の御発言のとおりだと思います。こうしたコロナの時期に、無駄な税金の使用がないように可能な限り特定財源の導入も考えておりますし、また、施設については、ライフサイクルコストを意識しまして、長期的にも維持管理面でコストの安い部材選定等を行って費用の削減には努めていきたいと考えております。 ◎道路公園整備室長 今後いろいろな工夫をさせていただきながら進めてまいりたいと思いますが、区民の皆様に分かりやすく伝えられるように努力してまいります。 ◆はたの昭彦 委員  北綾瀬駅の環状七号線の外側に出入りができたときに、交通広場に向かってエスカレーター、エレベーターを造る、その議論のときに新たにもう一本デッキを延ばす、北側に向かって出入口というか、乗降口を造るという話は当初出ていなかった。今、商業施設の中でエスカレーター等造っていただけるという話ができましたけれども、商業施設は朝6時とか7時からやっているわけではないですし、夜遅くまでやっているわけではないということで言うと、商業施設がオープンしている時間しか利用できないということでは、本当にどうなのかなということは指摘をさせていただきたいと思います。  次に、花畑エリアデザインの取組の花畑保育園跡地(花畑団地E2-2)の公募について、今後、夏頃をめどに公募というお話でしたけれども、この中に、生活関連施設地区Aに位置付けられているとありますけれども、生活関連施設地区Aに位置付けられる施設というのは、具体的にどういうものがあるでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 生活関連地区というのは、住宅がメインの中で、それを補完するということで、小さな店舗、保育施設等が関連施設という形になってございます。 ◎エリアデザイン推進室長 補足でございます。イメージ的には、こちらの保育園の街区の右側になりますが、こちらは住宅と、もともと小規模な店舗が配置されている状況でございます。  ですので、右側の街区とほとんど同じような土地利用を想定しているというふうに御説明申し上げます。 ◆はたの昭彦 委員  ここは花畑のエリアデザイン計画ということで、網が掛かっているというか、計画されているわけですけれども、今回、URがそういった事業を公募するに当たって、区として、地域からこういった要望がある、こんな施設を入れてほしいみたいな働き掛けというのは行っているのでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 まず、地区計画の内容を守ってくださいという働き掛けはもちろんしてございます。  ただ、事業者の公募に対して、区の要望は当時のURと結んだ協定の中では入ってございませんので、基本的にはURの考えで、URが独自で進めていきたいという方向で今進んでございます。 ◆はたの昭彦 委員  花畑のエリアデザイン計画ということで、積極的に区がまちづくりに関わっていこうということでやっているわけですから、少なくともURに対しては地域の声を伝える等、地域の声に沿った施設とか物ができるような方向で是非頑張っていただきたいと思います。  次に、六町エリアデザインの取組み状況についての中で、今後、六町駅前の区有地の活用に当たりということで、整備・運営事業者選定支援業務委託ということで、事業者を選定して委託をしていく、選定を委託をしていくということですが、委託費用というのはどれぐらいを予定しているのでしょうか。 ◎資産管理課長 委託費につきましては、748万円ということでございます。 ◆はたの昭彦 委員  これは事業者を決めるに当たっての委託契約なわけですね。これ区としてやれないのでしょうかね。 ◎資産管理課長 はたの委員おっしゃるとおりのところはございますけれども、何分人員の数も限られておりますので、委託に頼れる部分は頼らせていただいて事業を進めたいと考えております。 ◆はたの昭彦 委員  六町駅前の区有地の活用に当たり整備・運営事業者ということで、整備を進めているのもあって、委託して事業者をして進めていくということですけど、区として、地域の声というのはどこでくみ上げていくつもりなのでしょうか。 ◎資産管理課長 地域の声につきましては、適切な時期を見定めて、アンケート等を取りながらお声を伺っていきたいと考えております。 ◆はたの昭彦 委員  丸投げではなくて、人がなかなか大変だと。いろいろなエリアデザイン計画もあちこちでやっているというのもあって、人がとにかく大変だというのはありますけれども、何といっても、六町駅前のろくまるにしても、地域の声を反映させてつくっていくことが、より親しみを持っていただけますし、よりよいまちづくりにつながっていくというふうに考えると、是非地域の声を取り上げながら、その委託業者に伝えて、区民の声が生きたまちづくり進めていただきたいと思いますので、その点については要望しておきます。よろしくお願いします。 ○山中ちえ子 委員長  ほかにございますか。 ◆銀川ゆい子 委員  私からは、北綾瀬と竹の塚について何点かお伺いさせていただきたいと思います。  まず、北綾瀬の方ですけれども、加平の暫定駐輪場についてお伺いしたいのですが、ごめんなさい、私が現地をまだ確認できていないのでお伺いしたいのですが、どのようなものになっているのでしょうか。  暫定ということなので、本当に平置きなのか、それともちゃんとした自転車のスタンドが設置してあるのか、どのような駐輪場になっているのでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 北綾瀬駅の暫定駐輪場の現状につきましては、3月31日から7月1日までの期間限定で、加平第一公園の中に、平置きで、特にラック等は設けずに設置しているものでございます。  今現在の利用状況でございますけれども、キャパシティー的には、一時利用のみ受け付けているのですが、200台から詰め込めば250台ぐらいいくということで、現状の利用では40台から80台ぐらいで推移しておりますので、まだ余裕があるのかなと認識しております。 ◆銀川ゆい子 委員  まだ余裕があるということですけれども、3月末と4月末に閉鎖をした民間駐輪場というのは、何台収容可能だったのでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 北綾瀬駅近傍の民営駐輪場の現状だと思いますが、3月末で閉鎖した駐輪場が2階建ての建屋で320台ぐらい収容していまして、あともう1つ、環状七号線に沿って青空の平置きのものが180台ありますので、合計で500台ぐらいの民営駐輪場の規模でございます。 ◆銀川ゆい子 委員  民営の駐輪場は500台の規模であったということで、今の暫定の駐輪場は200台から250台ですけれども、それでも40台から80台ぐらいで余裕があるということですが、もともと民間の駐輪場に止めていた方々は、この暫定の駐輪場に止めていない方もいらっしゃるということでしょうか。その人数どこへ行ってしまったのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎駐輪場対策担当課長 その差分の自転車がどこへ行っているかという御質問だと思いますが、我々の方もいろいろ現状を調査した中では、東京メトロの高架下に北綾瀬北駐車場と北綾瀬南駐車場という区営駐車場がございます。そのうちの北綾瀬南駐車場につきましては、これ環状七号線の南側の高架下にあるのですが、一時利用ができる駐輪スペースもございますので、お急ぎの方はこちらの一時利用を使っているという話も聞いたことがございます。 ◆銀川ゆい子 委員  加平第一公園を整備して造った暫定駐輪場の整備費用は幾らだったのでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 申し訳ございません、正確な工事費は把握していないですけれども、暫定利用ということですので、なるべく経費を掛けないということで、真砂土等を使って、周囲の柵についても、トラロープといいますか、そういうものでやっていますので、そんなにお金は掛かっていないと思っています。 ◎副区長 私も正確に覚えていませんけれども、200万円程度だったと思います。 ◆銀川ゆい子 委員  駐輪場は暫定があるということと、新しく整備をする谷中の自転車駐輪場ができるということですけれども、バイク用の駐輪スペースというのは、これから造る予定ですとか、それとも今までもなかったのでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 今、銀川委員御発言のとおり、谷中四丁目の駐輪場、現在工事中でして、7月にオープンするということで鋭意工事を進めていますが、こちらの中では、定期利用400台、一時利用100台ということで、特にバイクのスペースは設けてございません。  また、今現在の計画の中では、北綾瀬駅周辺で新たにバイクの駐車場を設ける計画というのは持ってございません。 ◆銀川ゆい子 委員  新しくできる谷中の駐輪場についてお伺いしたいのですが、定期利用の募集についてちょっと制限があるみたいで、北綾瀬駅から半径800m以上離れた地域に在住、未就学児の送迎を含む方は距離制限ないということです。  私も自転車を使っているので、置き換えて考えてみたのですけれども、私の自宅から大体梅島駅まで900mぐらいで、歩いて行くと十二、三分掛かります。駅までは、ほとんど晴れている日は自転車を使っています。800mだと、10分ぐらい掛かってしまうと、徒歩で駅まで行くというのは負担が大きいのかなと思います。  希望者はできる限り駐輪場を利用できるようにしていただければありがたいかなと思いますが、募集が定期利用は400台ということで、この募集人数以上の応募はありそうでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 北綾瀬駅周辺の駐輪場の需要でございますけれども、千代田線の直通運転の影響もありまして、キャンセル待ちをしている台数が約500台あります。  それで、一応私ども、自分の自宅から駐輪場まで800mを超える人が原則定期利用というふうになっていますけれども、やはり利便性を考慮いたしまして、例えば体の不自由な方、身体障害者手帳を持っている方、愛の手帳を持っている方、また未就学児の送迎を含む、小さいお子さんを自転車で連れて行く方につきましては、800m以内であっても、そういった証明書を見せていただいて、駐輪場にキャパシティー、空きスペースがあれば定期利用をお認めさせていただけるような配慮もしているところでございます。 ◆銀川ゆい子 委員  恐らくこの400台以上の応募が来てしまうというふうに考えてよろしいでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 銀川委員御発言のとおり、今のキャンセル待ちの状況を見るとそのようなことになると思いますので、そのときは、今、往復はがきでお申込みを募集しようと考えていますけれども、抽せんということもあり得るのかなと考えています。 ◆銀川ゆい子 委員  結構厳しい状況なのかなということが分かりましたけれども、その800mの制限だと、歩いて行くと時間が掛かってしまって大変な方も多いと思いますので、今後時間を掛けても、できる限り希望者の方が借りられるように御配慮をいただければなと思います。  暫定の駐輪場ができるだけ費用が安く抑えられたという点は、とてもよかったのではないかなと思います。  最後にお聞きしたいのですが、加平谷中トンネル下の駐輪場というのは、今、どのようになっているのでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 加平谷中トンネルの歩道の部分に、約100台ぐらいの駐輪スペースを設けようという話を以前議会にも情報提供させていただいたところでございますけれども、現時点におきましては、暫定駐輪場がオープンできたということもございまして、こちらについては警察協議の途中でございまして、具体的にいつ開設しようとか、そういう話にはまだ至っていないところでございます。 ◆銀川ゆい子 委員  かしこまりました。また、決まりましたら教えていただければと思います。  次に、竹の塚エリアデザインの取組み状況について何点かお伺いをさせていただきたいと思います。  都市再生機構と東武鉄道との相互連携と協力の基本協定を締結したとの御報告がありました。こちらの協定書を交通網・都市基盤整備調査特別委員会の報告資料の中から読ませていただきまして、その中で目的として、1つ目が、体感治安の向上を目指した安全安心なまちづくりということと、2つ目が、まちの活性化と持続可能なまちづくりということが書かれていました。  ここに書かれているような体感治安の向上だとかまちの活性化というのは、これからは東武鉄道も例えば区と一緒に会議をしたり、いろいろな案を出し合って、形だけの協定を結んだだけではなくて、しっかりと区と連携してやっていただけるという認識でよろしいのでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 銀川委員おっしゃるとおりでございます。いろいろな課題に向けて、体感治安の面もそうです。それから、駅前広場、高架下、そういった利用につきましても、東武鉄道、UR、足立区、連携しながら考えていきたいなというものでございます。 ◆銀川ゆい子 委員  2つの目的というのは協定書から分かったのですが、これらに対する具体的な内容というのは、これから詰めていくという認識でよろしいのでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 まずは、今回の覚書締結がいわゆるスタート地点だと認識してございます。  先ほどのくぼた委員の御質問と少しかぶるかもしれませんが、URはURの事情があります。東武鉄道は東武鉄道としての事情があります。区としましては、もともと高架化事業に合わせて、駅前の東口の交通広場の整備という命題がありました。  ただ、計画策定からかれこれ10年経過しているところでございますので、各々の立場、各々の考え方が微妙に変わってきているところもございます。それをすり合わせながら、いいまちづくりにつなげていきたいと考えてございます。 ◆銀川ゆい子 委員  かしこまりました。ありがとうございます。東武鉄道は動きがあまりよくないなという印象をこれまで受けていますので、是非ともまた区の方からしっかりと声を掛けて、安心安全なまちづくり、まちの活性化を共に3者で進めていっていただきたいなと思います。  最後ですけれども、竹の塚の治安のWEBアンケートに関してお伺いしたいと思います。  WEBアンケートに回答する方というのは、アンケートの調査結果を見ても分かるとおり、20代から50代までの若い世代の方々が多いことが分かりました。若い世代の方々が答えるということを前提にしてWEBアンケートにされたのでしょうか。今回の調査というのは、比較的若い世代からの意見を聞きたいという意向で行われたのでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 今回、WEBでのアンケートを行ったところですけれども、昨年の6月に行った意識調査で、体感治安の評価が低いというところで、若い方、それから居住年数が短い方というのが顕著だったというところがありました。  今回、若い方の御意見を聞きたいというところもありまして、WEBでのアンケートを行ったというところでございます。 ◆銀川ゆい子 委員  居住年数の長い方であったり、お年を重ねられている方は、私の知っている限りでも、竹の塚は安全になったとか、治安がいいというふうに答えられている方々が多いので、そういう意味でも、若い方とか居住年数がまだまだ短い方に聞いて、区の今の現状をこれから更に正していきたいという姿勢が見えたところは、とてもいいかなと思いました。  竹の塚の治安について区が本気で取り組んでいるという姿勢が見えましたので、都市再生機構、東武鉄道と基本協定を締結したということもありますし、区民の方々の若い世代はもちろんですけれども、御高齢の方々、いろいろな方の意見を取り入れて、みんなで更に竹の塚をよいまちにしていただけるよう、これからもよろしくお願いいたします。 ◆岡安たかし 委員  北綾瀬駅の駐輪場ですけれども、先ほど500台近くがキャンセル待ちということでしたけれども、主に環状七号線の北側ではないかなと思うのですが、南側の状況を教えていただけますか。 ◎駐輪場対策担当課長 南側の状況につきましては、先ほどの繰り返しの答弁になって恐縮ですけれども、北綾瀬南駐輪場という区営駐輪場がございます。こちらの北綾瀬南駐輪場のキャパシティーでございますが、定期の使用台数として188台ということになっています。  そのほか北綾瀬南駐輪場は、大型の例えば幼児が乗れる3人乗りといいますか、そういった駐輪スペースもございまして、これ40台ございますので、合わせて228台の定期利用はできることになっております。
    岡安たかし 委員  台数もさることながら、そのキャンセル待ちがあるのかとか、今、区民の声として、駐輪場が足りないんじゃないかということはあるのかどうか。南側の状況、そこはどうでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 現在において、私どもの方に、駐輪場が足りないよとかそういう話は来ていないですけれども、岡安委員御発言のとおり、やはり駐輪スペース、キャンセル待ちの方がいる現状を踏まえますと、私どもとしましては、北綾瀬駅周辺の民営駐輪場の誘致だとか、あるいはちょっと遠くなってしまいますけれども、綾瀬駅周辺の区営と民営を合わせた駐輪場の中には非常に空きスペースが多いものですから、そちらの方への誘導もお願いしていきたいなと考えております。 ◎副区長 実は2年ぐらい前まで駐輪場が空いていて、駅ができても余裕があるというふうに見ていました。ところが、どんどん通勤通学の方が増えて急に不足しているという状態で、北側も南側もほぼいっぱいで、先日、私が確認したのは1件ですけれども、やはり区民の声で、駐輪場が少ないから何とかしてくれという声が来ました。  今月末で180台分の駐輪場、環状七号線のところがまた閉鎖されますので、今、加平第一公園で残り80台ぐらい収容できますけれども、そこにどれぐらい行けるか、あるいは綾瀬の方まで行って駐輪できるのかとか、その状況を見る必要があると思いますが、いずれにしても6月末までのことで、7月1日からは新しい北綾瀬の駐輪場ができますから、その状況もちょっと見させていただきたいと思います。  あとは、民間に助成していますので、その助成制度も使って誘致できるようにしていきたいと思っています。 ◆岡安たかし 委員  正にそのとおりなんですね。ここ最近、特に南側も駐輪場が足りない、何とかしてほしいという声が我々の会派の議員の方には届いてきています。まさしく副区長おっしゃったとおり、5年前、7年前あまりなかった声が、ここ3年ぐらい前から出てきている。  今、答弁あったとおり推移を見守る必要がありますが、やはり区としても更に努力していただいて、特に民間の皆さんに協力していただいて、台数確保していただかないと、こういう区民の声は更に高まっていってしまうなという気がします。  しっかりとお願いしたいと思うのですが、所管の駐輪場対策担当課長から、もう一度その辺の決意をお願いします。 ◎駐輪場対策担当課長 正に岡安委員御発言のとおりでございまして、北綾瀬駅周辺の駐輪場の需要の高まりは私たちもひしひしと感じております。できる限りの対策を打ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆へんみ圭二 委員  北綾瀬駅についてですが、自転車が急激に増えているというのも、先日、東加平小学校の通学路内で一つ話があったのは、六町加平橋ができてから、六町側から北綾瀬に向かって非常に自転車が増えている。ですので、朝方、児童の通学時間帯に自転車がばんばん通るから危ないということもありました。  そうした交通環境の変化というものがあって、どんどん増えている部分があると思いますが、そのあたりについて、先ほど副区長の御説明がありましたが、ちょっと見誤っていた部分があるのかなと。  なので、これから需要と供給のバランスどうしていくのかということを考える上でも、そのあたりの調査をもう一度すべきではないかなと感じるのですが、いかがですか。 ◎副区長 改めて状況を確認して、区でできる場合には、区でも造るというようなことを進めていきたいと思っています。 ◆へんみ圭二 委員  これから商業施設もできて、更に便利になっていくということを考えると、どんどん増えるということは想定されますから、是非そのあたりについては、もう一度調査をし直してしっかり進めていただきたいと思います。  その商業施設の三井不動産による説明会、私も参加させていただきました。当日の質疑応答の中でも、例えば映画館はできるんですかという質問に対しては、スケール的にちょっと難しいですねというようなお話もあったり、地域としては、どういうものができるのか少し理解が深まった部分はありましたけれども、あのときに話を聞いていて、地域の地元の商店の方々と今度できる商業施設の方で、お互いにウィン・ウィンになるような関係性というものをもう少しつくっていく必要があるのかなと。  その仲介というか、そのあたりを区としてやっていくべきではないかなと思いますが、そのあたりの考え方というのはいかがでしょうか。 ◎まちづくり課長 そういうお考えもあるかと思います。前に、しょうぶまつり等でアンケートを取ったときに、商業施設に対する御回答とかもたくさんいただいたところがありました。今までアンケート等をやった中で、商業施設に関する意見があったものについては、まとめて三井不動産にはお伝えしている状況です。そこら辺を勘案して、店舗を入れるなりしてほしいという要望はしております。  それについてどういうふうにお応えいただけるのかというのは、これから注視していきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  商店を営まれている方々からは、やはり不安の声というのが届いています。  そのあたりについては、例えばまちづくり協議会の中でも区の方には届けられていると思いますが、そうした商店の方々の声も区を通して三井不動産の方とすり合わせていくということで、直接話合いの場というのは、特に設けることは考えていないということでしょうか。 ◎まちづくり課長 今のところ商業者同士でということは考えてございませんが、頂いた意見についてはお伝えしていきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  なかなか難しい部分もあると思いますが、地域にとってお互いがいいようになるように、区としても進めていただきたいなと思います。  一つ、しょうぶ沼公園の南西の角の部分に空きがありまして、その部分については、作業者用の詰所が以前にありました。そこを解体をした後どうするのですかというのが、令和2年のまちづくり協議会の中でも話が出ていました。  そのときに区としては、何を造るかは未定であるけれども、公園出入口のいい場所であるため、その点を踏まえて検討すると、令和2年の段階ではお答えになっています。  令和3年、昨年のこのエリアデザイン調査特別委員会で、私からもこの部分についてはどうするのですかと聞きましたら、そのときには出入口を造る、出入口を広げるためのスペースとして使うというお話だったのですが、ただ、予算措置ができていないのでまだできませんということがちょうど1年前にありました。  実際、今、どうなっているかというと、何か小さな工事が始まっていて、地域の方々からも、あの部分は何の工事をやっているのかという質問が来るのですが、私も何も聞いていないのでちょっと分かりませんとお答えをして、区に確認をすると、ショウブの株を一時的に育てるようなスペースにするための工事をしているという話でした。  そのことは、地域には何も説明がされていませんし、これからあの部分がどうなるのだろうと地域の中で期待もあった中で、何も説明せずにそういうことが進められているというのは、ちょっといかがなものかなと思うのですが、その点について地域に説明をしないのはなぜなのでしょうか。 ◎パークイノベーション推進課長 今回設営しましたのは、しょうぶ沼公園にあるショウブを株分けして、しばらく育てて、またショウブ田に戻すための施設でございます。  区としましては、あくまでも仮設的に造った一時的なものということで、地域や協議会への説明をしておりませんでした。大変申し訳ございません。  今後、協議会には、あくまでも仮設であり、しょうぶ沼公園のにぎわい施設などを誘致する等々の事情が出てきた場合には、すぐに移設なりをしてまいりますということを含めて説明してまいりたいと存じます。 ◆へんみ圭二 委員  公園の出入口の非常にいいスペースなので、地域の子どもたちにも、「あの部分何できるの」と聞かれても何も答えられなかったというのは、自分自身もすごく寂しかったですし、是非それは地域の皆さんと、今後どのように活用するのかということも含めた上で、しっかりと話をしながらまちづくりというのは進めていただきたいと思います。  次に、竹の塚についてです。高架化がされて、これから高架下の活用がどうなっていくのか非常に楽しみなところですけれども、高架下が完全に店舗も入って完成するのは、いつぐらいの時期を考えられているのでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 具体的な高架下の活用をどういった形にするのか、そのスケジュールにつきましても、まず東武鉄道、それから周辺、高架下につきましては周辺のまちづくりへの波及ということも必要になってくるかと思いますので、UR、東武鉄道、区、連携して検討していきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  具体的にいつ頃までに完成できるというめども、現時点では立っていないということですかね。 ◎都市建設部長 令和5年度に整地化して、令和6年度から工事等入れるかなというのが今の予定でございます、高架下については。 ◆へんみ圭二 委員  令和6年度から工事に入るということは、どういう高架下を造っていくのかというコンセプトは、もう大体できていないとまずいのかなと思います。  というのも、先月オープンしたミカン下北という高架下のスペースを先日見に行ってきました。非常にしっかりとしたコンセプトで造られたすばらしい高架下で、これは、先ほどお聞きした綾瀬駅の西口もそうですが、高架下ならではのちょっとひしめき合った中で盛り上がりが生まれているというのは、そのミカン下北でも非常に見えてうらやましいなと思ったのですが、そのコンセプトづくりというのも、竹の塚の場合は進めていないと令和6年度からの工事は入れないのかなと思うのですが、そうしたことはどうなっていますか。 ◎都市建設部長 東武鉄道の方はコンセプトづくり始めているのですが、3者、UR、区、東武鉄道で思惑が一致しない部分がかなりあって、なかなか公表できるような状況にはないのが現状ですけれども、それぞれ使い方については思惑を持ってこれから調整をきちんとしていきたいなと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  できればそのコンセプトづくりの段階において、住民の声というものも入れていただきたいと思いますし、当然、私たち議会としても高架下をよりよいものにするために声を届けていきたいと思いますから、それはいつ頃公表していけるというか、そういうめどは立っているのですか。 ◎都市建設部長 東武鉄道自体は、地元の声を聞こうという感じではないのですけれども、我々としてもURとしてもそういう気持ちが強いので、その辺を含めて、今、話をしているのが現状でございます。 ◆へんみ圭二 委員  高架化するに当たって、区も税金を投入しているということもありますし、住民の声を聞こうとしていないというのは、ちょっと理解がしがたいですが、そこは区としてどうしていくのですか。 ◎都市建設部長 聞こうとしないというよりは、まだそこまで考えが至っていないというのが本当のところだと思いますが、駅前広場自体は高架下を使っているので、そのほか区が実際に使える部分は決まっている面積があるので、それについては区で粛々とやりますけれども、そのほかの部分については、コンセプトも含めて、区もそうですし、URもまちづくり全体の中で活用したいという思わくもあるので、その辺の調整をしているというのが現状でございます。 ◆へんみ圭二 委員  交通網・都市基盤整備調査特別委員会の分野に入ってしまうということなのでこれ以上言いませんが、住民の声というものは、しっかり取り入れてまちづくりを進めていくべきだろうと思います。  今回、体感治安のリーフレットを作ったということですが、このリーフレットはどのように活用するのですか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 これからいろいろ取組をしていきたいと思っています。そんなときも、例えばお配りするですとか、あとホームページ等も載せておりますので、竹の塚でこういう形でまちづくりを進めていきたいな、考えていきたいなというところで見ていただけたらと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  令和3年8月に、この竹の塚のエリアの意識調査を行っていて、その中でも、体感治安の改善に向けて必要なことといいますか、これから東西一体のまちづくりをしていく中で、まず取り組んでほしいことは何ですかという問いに対する答えとして、赤山街道に東口の雰囲気改善というのが非常に多く回答としてありました。  以前からこのエリアデザイン調査特別委員会でも申し上げていますが、あの赤山街道の雰囲気の改善、客引きの方々が多い、そのあたりについてどういうふうに改善していくかというところ、このリーフレットにも赤山街道について何も記載されていませんから、恐らく地域の方々としては、あの部分を何とかしてほしいという声が多いにもかかわらず書かれていない。ここがなぜなのかなというのが、非常に大きな疑問点としてあります。  この点については、区としてはどのようなお考えなのでしょうか。 ◎危機管理部長 赤山街道のところについては、今、検討していることがございます。  何点か申し上げると、例えばあそこの取組については、竹の塚警察署と意見交換して進めるというのが一つ。そのほかに、本会議答弁でも第1回定例会のとき申し上げましたが、条例を検討しております。条例をやった場合の効果とか、過料を科した場合どうなるかとか、その辺、今、検討しております。  それと、一番あそこの体感治安が悪い要因として、人が通行したときに客引きがいて通りづらいというのがあったと思います。条例を掛けるだけではなくて、どうすれば通りやすい環境がつくれるのかということを含めて検討していますので、このリーフレットを作っている段階では、その回答といいますか、方向性が見いだせない状態でしたので、今、その辺は順番を追って検討している段階でございます。 ◆へんみ圭二 委員  これで最後にしますけれども、そうした警察署との協議をしていたり、条例の検討をしているということについて、地域の皆さんにお伝えしていくことも体感治安の改善につながっていくのではないかなと思いますが、そのあたりについては書くのはできないということなのか、できないならば、口頭でもしっかりと区民の皆さんへお伝えしていくなり、何かやっていくべきではないかなと思いますが、いかがですか。 ◎危機管理部長 おっしゃるとおりで、私もどこかの段階で必要だと思っております。今年度のそう遠くないところでアナウンスできるように、はっきりもう少し区として方針を持って地域に説明できる、そんなことをやっていきたいと考えております ○山中ちえ子 委員長  よろしいですか。 ◆鹿浜昭 委員  時間も大分過ぎたので簡明にしたいと思いますが、客引き禁止条例の件です。  ここにいる銀川委員も第1回定例会で質問して、その後どうなっているかというのを質問しようかなと思ったのですが、検討していただいているということなので、是非前向きにしていただければと思います。  自転車の件ですけれども、竹の塚の79%がマナーがあまりよろしくないという結果が出るということですけれども、これは全区の比較というような形でされているのでしょうか。この数字だけ見ると、竹の塚だけが悪いような感じもしてしまうのですが、いかがでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 今回は、昨年の6月に行ったWEBアンケートの深掘りということで、竹の塚を中心にさせていただきました。全区的な比較は、ここでは分からないとさせていただきたいのですが、実は私も、今回、エリアデザイン推進室長を拝命しまして、このアンケートの結果を基に現地を見に行きまして、確かによろしくないという現状がありました。  先ほどくぼた委員からお話がありましたとおり、この現状を見ながら、何が継続的にできるかということについて、また深く考えていきたいと思っております。 ◎交通対策課長 補足させていただきます。昨年の世論調査の中で全区でやっております。  その中で、自転車のマナーが「よくない」あるいは「そう思う」という形の回答は64%でございます。 ◆鹿浜昭 委員  当然年齢層も違うかと思うので、アンケートで。自転車、二輪車の交通事故大変多いので、全区的にもし取り組んでいただければありがたいなと。  私も、以前、自転車の免許証みたいものを荒川区で実施しているということを話したことがあるかと思いますが、前向きに全区的に取り組んでいただければと要望しておきます。  それと、ビューティフル・ウィンドウズ運動の強化ということで、防犯カメラの設置をうたってありますが、私も、町会で設置するということで、10か所、この前雨の日だったのですが、回ったんですね。そうしたら、あの街灯が地上5mで、ちょうどあの場所が、町会でここはすごく欲しいと思ったところが、ここはちょっと無理ですというお話をいただいたんです、業者の方から。  地上5mと区の取決めで決まっているようなお話だったものですから、担当部署にお話をしたら、4.5mから5mぐらいの街灯の設置のあれがあるということだったので、もし今後付けていく、強化していくということであれば、その辺ちょっと融通性を利かせていただければありがたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ◎犯罪抑止担当課長 今、鹿浜委員がおっしゃられたように、今ちょっと問題になっているのは、防犯カメラの設置位置に大体街灯があったりして、よく競合してしまうというケースが実際にあります。  いろいろ要望を受けた地点につきましては、我々の方でも実査をしまして、付けられるところは積極的に付けていくという方針で臨んでいきたいと思っておりますので、御要望等あれば上げていただければと思っております。 ○山中ちえ子 委員長  よろしいですか。御質問大丈夫ですね。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○山中ちえ子 委員長  質疑なしと認めます。 ○山中ちえ子 委員長  次に、その他に入ります。  何かございますか。 ◆はたの昭彦 委員  今回、江北エリアデザインについて報告がなかったので、その他でやらせていただきますが、先日、週刊文春に東京女子医科大学附属足立医療センターの話題が出ておりまして、理事長に対してお金が流れたとか出ていましたけれども、週刊誌をネタに失言すると足元すくわれるといけないので、今日はそこではなくて、昨日の交通網・都市基盤整備調査特別委員会で我が党の委員が質問しましたけれども、東京女子医大の駐車場の料金の件についてですが、現在、1時間400円ということで、患者も含めて1時間400円ということで、工藤副区長から答弁があって、東京女子医大としては患者割引をやる考えはないという答弁をいただいたのですが、東京女子医科大学東医療センターのときには割引があったということは、区の方としては認識はあるでしょうか。 ◎副区長 今、過去も含めて東京女子医大がどういう形で今までやっていて、これからどう考えているのかということを改めて確認しておりますので、また内容が分かり次第御説明させていただきたい。  先日話を聞いた段階では、400円ということで、このままの形で継続したいというお話はございました。 ◆はたの昭彦 委員  私も、何か所か病院に通っていますけれども、大体どこも患者割引というのはあります。何で車で行くかというと、足が不自由であったり、車椅子を利用していたりということで、どうしても車で行かなきゃいけない理由があるわけです。  有料化については、全然関係ない人が駐車しちゃうとか、お見舞いに来る人についてお金を取るというのは別に問題はないと思いますけれども、大学病院というのは、予約した時間に行っても1時間、2時間は当たり前に待たされて、そうすると患者の方の負担というのは非常に大きくなるわけです。  特に東京女子医科大学足立医療センターについては、土地は足立区が購入をして50年間の無償貸与ということで定期借地権をやっているわけです。無償で借りている土地で収益活動をしているという中で、せめて患者の負担を減らすというのは、区が税金を投入して誘致をしてやっているということでは、当たり前ではないかと思います。  まして、これまで土地のほかにも120億円の税金を投入して、今後も高度先進医療ということで5億円の支援、税金を投入するということがあるわけです。やはり区民のことを考えると、せめて患者については、駐車場について負担を減らすということで区として強く要望していただきたいと思います。  本当に、拒否するようであれば、今後の高度先進医療機器の購入の5億円の支援についてもどうなのかと、私は個人的に思うぐらいです。議会からもそういう声があったということで、強い態度で臨んでいただければと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。 ○山中ちえ子 委員長  質疑はございませんか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○山中ちえ子 委員長  質疑なしと認めます。  委員長より、委員の皆様に申し上げます。  この委員構成での本特別委員会の調査研究が約1年となります。本日の委員会で一区切りとし、議長宛てに本特別委員会の調査報告書を提出いたしたいと思います。  なお、調査報告書の内容については正副委員長に御一任いただきたいと思いますので、御了承願います。  それでは、エリアデザイン調査特別委員会を閉会いたします。       午後3時44分閉会...